東日本大震災発災直後から、シャンティは東北への思いを形に、活動を続けてきました。11月末、その6年余りの軌跡が本になりました。
活動を通じて見えてきた被災地での日々、移動図書館の活動、被災された方々の思いがつづられています。人々が震災をどう受け止めて、どのように人生を転換していったのか。その姿に寄り添うことでシャンティの職員やボランティアたちが何に気付き、どのように新しい自分を発見していったのか。震災が私たちに投げ掛けたものとは。
東日本大震災の被災者支援活動を通じて得た教訓と、関わった人々の思いがつまった一冊です。
書籍概要・目次
明石書店(2017年11月30日)
定価2,500円(税別)
四六判並製/424ページ
第1章 緊急救援はこうして始まった
第2章 つながる人の和 復興プロジェクト気仙沼
第3章 走れ東北! 移動図書館活動
第4章 黄色いバスがやってきた!
――宮城と福島の移動図書館活動
第5章 これだけは伝えたい12の視点
シャンティが行ってきた本を通じた活動についてまとめた書籍が、2017年12月25日に合同出版より出版されました。
7億5000万人の読み書きができない人びとの背景とその課題、図書館や本を通して人々がどのように変化したのか、日本からどのように27万冊の絵本を届けたのか、私たちに何ができるのかなど、写真や図解とともにわかりやすく紹介しています。
合同出版社(2017年12月25日)
定価1400円(税別)
A5判並製/152ページ
←「おおきなかぶ」福音館書店
第1章 なぜ、わたしは学校に行けないの!?
第2章 本がわたしに与えてくれた翼-オラタイさんの物語
第3章 読み書きができな7億5000万人の人びと
第4章 図書館がぼくらの村にやってきた
第5章 人を育てる図書館プロジェクト
第6章 日本発!27万冊の絵本を届ける運動
第7章 わたしたちにできること
シャンティ広報課 課長
シャンティ事業サポート課課長
兼 アフガニスタン事務所長
静岡県浜松市出身。2001年にインターンとしてタイ事務所に参加。2002年、ユニセフに出向しアフガニスタンで教育復興事業に従事。2003年より、シャンティのアフガニスタン、パキスタン、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ、カンボジア、ネパールでの教育支援、緊急救援に携わる。アジア南太平洋基礎・成人教育協議会(ASPBAE)理事。2016年より現職。
シャンティ ネパール事務所所長
広島県広島市出身。1994 年シャンティに入職、海外事業課長、ミャンマー(ビルマ)難民支援事業事務所、企画調査室長、事務局次長、アフガニスタン事務所長、タイ事務所アドバイザーなどを経て、ネパール事務所長、教育協力NGO ネットワーク(JNNE)事務局長、開発教育協会理事。2017 年より現職。書籍「わたしは10歳、本を知らずに育ったの。」の
内容で講演をお受けしております。
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シャンティ国際ボランティア会とは |
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シャンティは、「共に生き、共に学ぶ」ことのできる平和(シャンティ)な社会の実現を目指し、1981年に設立しました。 教育には人生を変える力があると信じています。すべての子どもに教育の機会を届けるため、地域の文化や対話を大切にしながら、本を読む機会を届け、人を育て、学べる場づくりに取り組んでいます。 |
組織概要 | |
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名称 | 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会 |
住所 | 〒160-0015 東京都新宿区大京町31 慈母会館2・3階 |
活動地 | カンボジア、ラオス、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ、アフガニスタン、ミャンマー、ネパール、タイ (※タイは現地法人と協働) |
設立 | 1981年12月10日 |
会長 | 若林 恭英 |
会長 | 若林 恭英 |
シャンティ国際ボランティア会とは |
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シャンティは、「共に生き、共に学ぶ」ことのできる平和(シャンティ)な社会の実現を目指し、1981年に設立しました。 教育には人生を変える力があると信じています。すべての子どもに教育の機会を届けるため、地域の文化や対話を大切にしながら、本を読む機会を届け、人を育て、学べる場づくりに取り組んでいます。 |